川原さえこ(もう一つの椅子)
「もう一つの椅子」は、私のいる場所の隣に比喩としての椅子を用意して自由に使ってもらうイメージがもとになっており、思い思いに人が過ごす時間と場をつくる風景の研究•アートプロジェクト。
「夢想する都市空間と女性の居場所」をテーマにした日本近代女性文学批評論文で比較文化Ph.D(2013年)を持ち、「人が社会化されない居場所(実在であれ・夢想の空間であれ)をどのように表現し、創出するのか」に関心がある。
まちに人が勝手に置く椅子「ノラ椅子」を手掛かりにした風景と人の接点についての研究、店舗を持たない古本屋店主、書き手のグローバルコミュニティShut up & Write® Kyotoの主催などを行なうことで、知っている人も知らない人も混じって、思い思いにそれぞれが過ごす時間と場を表現している。
趣味:旅、語学、まち歩き、外国の料理、気になったことを調べること、自分を知ること、知識・経験から世界を学ぶこと、銭湯巡り、「地図ラーの会」長岡京支部:その時々で関心あるまちあるきにかんするエッセイを地図ラー冊子に寄稿し、最近は、天満宮巡り・菅原道真の太宰府までの道のりを調べることが楽しみ。
お仕事依頼、各種活動お誘いはこちらまで。saeko@bucyou.net
わたしたちは
おなじまちにいる
すれちがい、とおりすぎる
話し合ったことはないが
通じ合っている