手放して楽になった、心や行動を窮屈にする「せっかくだから」思考

手放すと楽になる、心や行動を窮屈にする思考のうち、私が実践していることのひとつは、「せっかくだから」を減らすことです。

「せっかくだから」を減らすメリット
「せっかくだから楽しもう!」と予定を組むのはもちろんワクワクします。「せっかくだから、たくさんのことをこなす休日にするぞ!」と決めて行動した日は気持ち良いです。「せっかくだから」自体が悪いという意味ではなく、ここでは「せっかくだから」を手放して得られるメリットに目を向けています。

メリット1.時間の余裕と心身の疲れを防ぐ
私が「せっかくだから」手放してよかったことは、予定がゆっくりになって心身の疲れを防げることです。
自分時間をとるクッションタイムがあると、私は落ち着くタイプとわかっているので、「できるけどやらなくていい」「豊かな時間を重視したい」という感覚を優先させるために、「せっかくだから」と言って予定の詰め込みをしないようにしています。

メリット2.暴走しがちな行動を落ち着かせる
私は、思考や脳の回転スピードが早く、心身置いてきぼりにして暴走する癖があります。「せっかくだから」はそのカンフル剤になりかねません。「あれもこれも!」とやりすぎてバタバタしてしまい、結果として行動を制約してしまうのです。それをやめたら「結局、大変だったし、疲れた」という心身への負担がだいぶなくなりました。

メリット3.持続的な時間軸を感じられる
私が「せっかくだから」を減らすことのメリットに気がついたきっかけは、何年も前に見たテレビ番組。インドから来た家族を1週間ホームステイでもてなすというもの。
もてなす側の日本人家族はとあちこちへ連れて行って、インド人家族はもちろん喜んでいたのですが、ある日「今日は休みたい」と予定を入れることを断りました。もてなす側は「せっかくだから」と観光地に連れて行きたい様子でしたが、「次来た時に行けばいいさ」と答えるのです。
私は「次来た時に行けばいいさ」という言葉に目から鱗でした。そのインド人家族はまた日本に来ることなんて正直無いかもしれません。それでも「次でいいよ」という発想に、今目の前にある自分の時間だけじゃなくて、もっと持続的な時間軸を感じることができホッとしたのです。何だか、やりたいことをやりきることができなくっても、次の人生があるから大丈夫さ、という大らかさを教えてもらいました。

大切なものを残す
「せっかくだから」とたくさんのことにチャレンジし、後悔のないようにその時しかできないことをして過ごすこと。それが人生では大切なことなことに変わりありません。一方で、「せっかくだから」で行動した結果、自分の時間が支配されて、自分の心や行動が窮屈になってないかな?と思い当たるところがある方は、一見楽しみを減らしてしまうように見えてもったいないように思えますが、一度、手放してみてはいかがでしょう。「今日いちばん何が大切か」を曇らせないで選択できるようになるかもしれません。

「大丈夫、次またやればいいんですよ」。

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