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ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中:「ロボット以上の何か」を得てほしい ~プロジェクトを遂行するための力を実地でつけていく若者支援プログラム~

ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中

千葉を拠点にする日本の高校生チーム「SAKURA Tempesta‏」が、ロボットの世界大会・FRC(FIRST Robotics Competition)に参加するチャレンジ中です。
子どものためのプログラミング道場・Coder Dojo Chibaで道場主をする当研究所の所長がメンターの一人としてこのプロジェクトに関わっています。
高校生たちを支援するメンターたちで、約$600の大会参加費と諸経費を賄うためのクラウドファンディングをまもなく開始します。CAMPFIREにて・期間 9月1日~約2ヶ月間を予定】

開始しました! 支援ページはこちら https://camp-fire.jp/projects/view/42097

世界大会主催者の「FIRST」とは?

このロボット世界大会の主催者は、FIRSTというアメリカのNPO団体です。
この団体のミッションは、将来テクノロジー分野でリーダーやイノベーターとなる若者を支援することです。
提供するプログラムを通して、テクノロジーのスキルだけでなく、自信をつけることや、コミュニケーション能力やリーダーシップをとる力などを含む幅広いライフスキルを身につけることを意図しています。

彼らの主催するロボット大会は、「ロボット技術を競うこと」や「ロボット大会を楽しむ」だけではないのです。
参加するプロセスそのものがプロジェクト遂行に必要なステップを経験させる仕組みとして機能しているのが特徴です。

「FIRST is more than Robots」のキャッチコピーからわかること

大会の主催者「FIRST」が参加対象である中・高生に経験させたいことは、プロジェクトを実施するための「道のり全て」です。
この団体のキャッチコピーは「FIRST is more than Robots」
つまり「ロボット以上の何か」を中高生に経験させるための仕組みがよくできており、それが重要なのです。
その仕組みとは、
1.大会に参加するためのステップが明示されている(参照
2.そのステップを通して、将来の仕事に必要なスキルとリーダシップのあり方が経験できる
ことにあります。

若者支援の側面が大きいので、参加者する中高生は技術的なことに詳しくなくても歓迎されます。むしろ、ロボット大会の参加を通して、「適切なメンターを見つける」、「チームで協働する」、「周りを巻き込む力」、「資金の獲得」、「技術力を上げていく工夫」など、プロジェクトを遂行するための力を実地でつけていくことに意義があります。

それらを説明した動画はこちら:

「この大会を通して中高生に何を経験させたいか」を応援してください

支援ページはこちら
高校生にとって、同じ目標にチャレンジする世界中の同世代と出会うことは、大きな刺激になるでしょう。多感な時期に、多様な仲間を知る体験をプレゼントすることは、小さな世界平和の種を蒔くことと同じだと私は感じます。世界大会の雰囲気を肌で感じることは、高校生たちがテクノロジー分野でグローバルに活躍する将来を描くきっかけになるでしょう。

そして、チャレンジの成功だけがゴールではなく、この実践的なチャレンジの過程を一つ一つ振り返れば、リーダーシップに重要な要素が含まれていることに気がつき、将来の糧になるはずです。

アメリカ留学中に参加したFRCの大会に「日本から自分でチームを作って参加したい」という想いを持った女子高生がこのプロジェクトのリーダーです。ロボットの技術力もまだまだ、プロジェクトの遂行も経験したことのない高校生たちです。

チャレンジを通した様々なステップは、日本で教育を受けているだけではなかなか経験できない部分です。
たくさんの経験や実績を得るためには小さな一歩から。
自ら外に出て、視野を広げる行動を始めた彼女たちを私は応援したいと思います。

クラウドファンディングページはこちら
一緒にチャレンジに参加したい中学3年生〜高校生のチームメンバー、企業などの支援・スポンサーなどまだまだ募集しているそうです。
チームのtwitterは@FRC_Chiba

「大人の学び場」のすすめ

教育の分野で注目が高い北欧諸国では、「ギャップイヤー」と呼ばれる、就職や進学の前に、自分の好きなことややって見たいことを追求する期間を取ることが一般的だそうです。一方で、日本は「履歴書の空白を嫌う」と言われています。しかし、大人になり、仕事を進めて行く上でも、今いる自分の世界から出て、広い視野で「学ぶこと」の重要性を感じる方も多いのではないでしょうか。日本でも、アンテナを張り巡らせると、様々な「大人の学び場」があります。

ジャンル別・オススメの「大人の学び場」
【仕事や多様な価値観を学ぶ】
仕事旅行
いろんな仕事を実際に体験したり、その仕事についていろんなお話を聞く事ができます。自分の仕事観や働き方について考える機会になります。変わり種では「神主になる旅」など。実際に観に行くことで独自の工夫や苦労を知って、ものの見方やその仕事のイメージが変わるかもしれません。弟子入り可能な旅もあるので、思わぬ転職もあるかも?!

世田谷ものつくり学校
廃校となった中学校校舎を世田谷区から借り受け、クリエイターの仕事場を提供。さらにイベントやワークショップなどの開催で学び場、遊び場として一般にも開放しています。仕事、遊び、学びを地域の産業交流につなげる先駆的な試みの一つです。

自由大学
「自由に生きる人の学びの場」として旅、IT、DIY、出版、音楽、起業、生き方…などの講義があります。(世田谷ものつくり大学から表参道へキャンパスを移したとのこと)

【アカデミック】
放送大学
放送大学は、正規の通信制大学です。授業のレベルも高く、最新の知見を取り入れた幅広い分野の専門講師が揃っています。学生として登録しなくても、無料でラジオ、テレビを視聴して学ぶ事が可能です。主要なコースのテキストは本屋に売っています。

大学の科目履修生
多くの大学では科目履修生を受け付けています。大学によりますが、1科目辺り2−3万円程度(別途、入学料や施設使用料がある場合も)で正式に受講することができます。最近は講義要綱がネットで自由に検索できる場合もあります。学びたい先生、学びたい科目の授業が科目履修生が履修可能になっているか、各大学に問い合わせてみるとよいです。

大学のエクステンションセンター
大学では生涯学習の一環として、わかりやすく一般向けに大学の先生が講義してくれるエクステンションセンターを利用することもできます。

大学のイベント
大学の学部学科、研究所やサークルに至るまで、大学の関係者が専門分野のトピックで研究会や勉強会などを開いています。一般向けに公開されるイベントやシンポジウムもありますので、関心ある分野の学会のサイトを覗いてみましょう。

【留学】
時間とお金に余裕があり、海外に住むことに興味があるなら、海外のコミュニティカレッジ(地域の人向けの教養学部)やリベラルアーツカレッジ(一般教養を中心とした学部教育機関)、専門学校や大学のエクステンションセンター、コミュニティセンターがオススメです。英語が心配なら英語のレベルが上がるまで入りたいカレッジ付属の語学学校で英語から学べます。また個人や小さな団体が運営するアートコミュニティーのクラスであれば短期で体験することもできるでしょう。海外旅行のついでにアートやDIYクラスを受けることも選択肢の一つです。

教育基本法で掲げられている「生涯学習の理念」

学ぶことは、生涯に渡り重要なことです。教育基本法で「生涯学習の理念」は以下のように掲げられています。

教育基本法
(生涯学習の理念)
第三条
国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。

どのレベルで、どんな学びを、どこで、どんな人と一緒にしたいのか。どのくらいの頻度で学び、どのくらいの予算をかけられるのか。学びによってどんな豊かな人生を送りたいのか。そんなことを考える「自由」があるのは日本だから、とも言えます。長い人生の1年か2年、じっくりと自分と向き合い対話する、そういう「空白」の期間を好む社会になればいいなと願っています。

「空白」に縛られずに、「空白」を楽しむ社会。そんな社会にするには、大人が学ぶことを楽しむことが大切なのかもしれません。

マトカトリ主催:フィンランドセミナー「フィンランドの子育てと教育」参加レポート

2016年1月30日(土)に、フィンランドの観光情報を提供するマトカトリさん主催のフィンランドセミナーに参加してきました。私が参加したのは、シリーズセミナーの第2回でテーマは、「フィンランドの子育てと教育」。皆さんも、フィンランドの子育てが良いらしいとか学力が高いという話はニュースなどで聞いたことがあるかもしれませんね。実際のところ、どうなんでしょう?ということで、フィンランドの教育学を踏まえたお話をフィンランド人の講師に教わっていきました。

結論:フィンランドでは、「サポート」と「チャレンジ」から生まれる自立を促し、「子ども中心」の子育てや、知識そのものを学ぶより主体的に学ぶ教育が目指されている!といえます。 (さらに…)