思うこと

フレイム・ファッション診断で本来の自分を思い出すきっかけに〜「見知った私」ではなく、「自分に似合うものを選びきる私」になる

2017年3月のことになりますが、「フレイム・ファッション診断」を受けました。
ファッション診断を受けた理由は、断捨離を繰り返し「選び切れている」はずのクローゼットがしっくりこない。2017年に入ってから「マイペースに脱皮中」という感触がある中で、人生のステージが変化の時を迎えているのかもしれないと思ったことがきっかけでした。

診断してくれたのは、アクセサリー作家のサチコさんです:サチコさんのブログはこちら

フレーム・ファッション診断と私の結果
フレイムとは骨格のことで、似合うファッションを骨格のタイプによって3つに分けます。骨格によって似合うものが違うので、どんな形の、どんな素材のものを選ぶかがタイプによって、だいぶ違います。診断を受けたことで、これから何を選べばいいのかに迷わなくなりそうです。

ファッション診断ですが、単なるお洋服選びの方法だけではありません。3つのタイプは、職人気質のナチュラル、バリバリキャリアタイプのストレート、人をサポートするタイプのウェーブタイプ。このタイプ分けは心理学に基づいていて、どんな服が似合うかが、それぞれの生き方にリンクしているそう。私の診断結果は、ウェーブタイプ。自分本来のあり方に近づくための具体的な指針がもらえて、ステージアップした気分です。

ウェーブタイプとわかって納得したこと
実は、私のクローゼットはジーンズにパーカーとナチュラルタイプがほとんど。診断によって、「好き」と「似合う」が違ったのですが、ビシューのついた服やふんわりしたミニスカートがウェーブタイプと言われて、「やっぱりそうだったんだ」という心の内側からじんわりと納得しました。そして、今までナチュラルタイプが好きだった理由が、「在りたい自分」だっと気がついたのです。人にバカにされたくない、傷つきやすい「自分を守るため」だった。そして軽快で「自由」な生き方を求めていたから。それらがなんとなくしっくりこなくなったのは、「自由」をテーマとする時代が終わったからだと。
紆余曲折はあったけれど、「本来の自分でいれば、パワフルに生きることができる」という今の実感と合致した「本当の洋服の選び方」に出会えた気がします。

慣れないウェーブタイプの洋服を試着する私を「ほら、似合いますよ、心が喜んでますよ」と嬉しそうに、暖かく導いてくれるさちこさんのフレイム・ファッション診断でした。

クローゼットにあるナチュラルタイプのお洋服たちは「私を守るために頑張ってきた」と気がつきました。そうして、自分と共にあった洋服たちに感謝の気持ちが湧いてきました。

中身と外見が繋がっていると合点が行く。
ファッションは、自分の側面を表すツール。自分本来のアイテムを選べていたら、心地がいいのです。

自分のアイテムを知っていることは自分の軸となり強みになります。これからはウェーブタイプのお洋服やアイテムを少しづつ身につけて、自分の本質とつながるファッションを楽しみたいと思います。

フレイム・ファッション診断の参考になる本
MALIKA『運命の11着を選べると女の人生は動きだす』
二神弓子 『骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール』

努力と継続は未来の自分への「恩送り」〜やがて芽となり、今日という日の偶然の「結果」となる

子どもの頃から、ずっと「努力」と「継続」いう言葉が好きではなかった。「努力」したり「継続」したりするのは苦手だった。

運動も勉強も苦手、手先も不器用で出来ないことだらけ。出来ないことは癇癪を起こしすぐ諦める私だったので、とりわけ人から「やれば出来る。努力が大事」と言われたら、「何が何でも努力せんぞ!」と心に誓った。
子どもの頃は、「努力」という言葉の中に、「人から強制させられる苦手克服」とか「無理して嫌なことでも頑張る」という意味を入れていたから、嫌いだったのだと思う。

昨年、自分のこのところの取り組みを人に話していた時に、「コツコツと自分の道を作ってきたんだね」と言われて、心から嬉しかった。私は、自分が思うよりも「努力と継続」の人なのだ。やっと受け入れられた。
この数年、やりたくないことは無理してやらないように気をつけてきた。やりたくないことを無理してやらなくなったら、むしろ「努力」や「継続」が、自分の得意なこととして戻ってきたのだ。

大学院の頃「過去の自分がいつも助けてくれる」と言っていた。苦手な資料作りや、こんなの意味あるのかな?と疑いたくなるような地道な調べ物が課題に出た時に、それでも作っておくと、後々の論文を書く時に、データとして役立ったり、手を加えればすぐに必要な資料が作り直せたりする。その瞬間は面倒だなーと思った作業や、「こんなの無駄じゃない?」と思いながらも積んだ経験や使った時間は、後になって自分を救う。報いは遅れてやってくるということを経験上知っていた。その時は何もならないことでも、その経験をきっかけに別の良いことが起きたり、素敵な何かにつながっていたんだなあ、と後々わかるときもある。

「いつか役立たなくてもいい、けど役立つこともある」とわかっているから、一見すると面倒な作業や、急に頼まれた大してお金にならないことでも、直感で「自分を豊かにするもの」「後で大きくなって戻ってくるもの」を嗅ぎわけることができているのかもしれない。

その代わり、作業自体が楽しいものでも、やりたくないゴールに向かっていると気がついた時は、無理してやらないと決めている。

私にとって、今の「努力」や「継続」の意味は、未来への「恩送り」だ。コツコツと望む道を試し試し作っていけば、いつの日か、思いがけない、結果にたどり着く。「ここまで来てよかったな」という「今日という日の結果」は計画したというよりも、どこに繋がるかわからなくても、その時々でこれだというものと植えてきた種が芽吹いたもの。偶然の出会いの中で一つ一つのことを確かめて、道を作ることを諦めず、やめないできた、そんな「努力」や「継続」がもたらしてくれるものだったと思う。

[写真:コーチングゲーム:POINTS OF YOUより「Results/結果」のカード]

<価値観ババ抜き>のワークショップで発見した価値観の変化とあり方

2017年の2月末、社会労務士であり、コーチング資格をお持ちの松永祐子さん主催「自分軸が整う!価値観発見カフェ」に参加しました。

価値観ババ抜きとは、60枚の価値観を表す言葉が書かれたカードゲーム。他の参加者とババ抜きの要領で、カードを取ったり、取られたりしながら、自分の価値観として響く言葉のカードを、手元に5枚残すというもの。

シンプルなようでいて、奥深いゲームです。意外な言葉が目に止まって選んでみたり、あえて手放してみたり。

ゲーム後は、手元に残したカードを並べ、どのような自分の価値観を反映しているのか、カードの置く位置を含めて参加者それぞれで考えます。

私が最終的に手元に残したのは、「宇宙」「構築」「発見」「オリジナリティ」「貢献」の5つ。最後の一枚で「宇宙」を選べたことで、パズルのピースがハマった感覚がありました。

5枚のカードを、木に見立てて並べ替えると「自分軸」が見えて来ました。「宇宙」は自分の世界観。木が光を吸収するように、全体をつなぐ自分の世界観を木の幹や枝葉に送り込み、そこから自分軸を「構築」し、「発見」し、「オリジナリティー」を高める。そして、根っこにエネルギーを送り、その力が誰かの役に立って「貢献」し、「宇宙」まで再び循環したいというストーリーができました。

価値観ババ抜きをする過程でひとつ新鮮だったことがあります。価値観の言葉カードを選ぶときに、それまではコーチングやカウンセリングを受ける際に、必ずと言っていいほど私のキーワードでテーマでもあった「自由」や「勇気」という言葉が、目に入って気にはなるものの、「もう私のものではない」「もう私にはなくていい」という感覚が出てきたことでした。

自分について洞察することが多い私は、ある程度「これが私だ」という思考が固まっています。いわゆる「性格診断」などは「見知った私」を確認する手段になりがちです。しかしこのババ抜きはルール上、手元に残すか、手放すか選択しなければなりません。そうやって「揺さぶり」をかけることで、以前までなら「これが私」という言葉でも、不要なものが見つかりました。

「価値観ババ抜き」は思考をまとめる手段だけでなく、思考を「揺らす」手段としても面白と思いました。もう一点よかったのは参加者同士、それぞれ何を大切にしているのかの違いやストーリーも楽しんで受け入れることができたこと。価値観は変えることのできない堅苦しいものでもなければ、良い悪いではなく、それぞれの人の、ひとつの時期のひとつのあり方なのだと思えました。

ストレングスファインダー診断結果とストレングスファインダーのコーチングで気がついた「自分の取扱説明書」の必要性

ストレングスファインダーTOP5の結果

2016年の6月に『ストレングス・ファインダー』のTOP5を診断をしました。ストレングスファインダーとは、アメリカの世論調査・コンサルティング会社のギャラップ社が統計に基づいて分析した、強みを発揮する際の資質を診断するツール。34種類の資質があり、そのうち最も強く自分に表れる資質がTOP5です。詳しくはこちらがわかりやすいです。

診断の結果、私のTOP5は
1.最上志向
2.内省
3.運命思考
4.ポジティブ
5.適応性

TOP5は、プラスに働けば、その人の能力を最大限に発揮できますが、マイナスに働くとネガティブな波及効果も大きいそう。例えば私の場合、「最上志向」によって完璧主義に陥り成果物をなかなか完成できないことがあります。
診断後に読める詳しいレポートを見ると、自分の強い要素と納得しましたし、「この資質同士の組み合わせが、ときに私を困らせてきた」というのが一番に気がついたことです。とりわけ一位の最上志向と他の資質が組み合わさった時に生じるマイナス面をどのように取り扱うかが私がずっと抱えてきた課題だったと自覚しました。

今までの自分の行動や癖によって生じた様々な困難や課題が腑に落ちた

過去には「何でもひとりでできる」「ものごとの良い面しか見ない」(最上志向とポジティブ)ため、問題から目をそらしているように思ったり、周りに適応して妥協した仕事した結果モヤモヤしたり(最上志向と適応性)。自分に対する批判が常に頭にありました。適応性とポジティブでピンチを切り抜けて褒められても、本当はもっと良いものを作りたかったという思いがあって、素直に喜べませんでした。私の「得意なことだけお互いやればみんな幸せ。苦手克服は時間の無駄」を嫌がる人がいて驚くだけでなく、自分と違う価値観の人がいる、当たり前がみんな違うことが理解できず傷ついてきたのも、「人類皆同じ」と深いところで信じている運命志向との組み合わせならでは。価値観の違う人をどう受け止めていいのか、ずっとわからなかったのです(長い間の内省テーマ)。
本来は、日頃の洞察を武器に、その状況下に合わせて自分や相手の良い面を探し、その強みを伸ばすことを何よりも喜ぶ私。右も左も分からず、自分の指針に自信が持てなかった若い頃は、マイナス面を批判する声(それは結局、内なる声なのです)に耳を傾け、他人に迷惑をかけてしまうからと「強み」を抑えようしていました。

2016年は、自分の本来の力と繋がって活動ができるようになってきていたので、まだ私にしがみついて残っているらしい、ジャッジメンタルな自分を完全に手放す時期と感じていました。

ストレングスファインダーの個別セッションで得たもの

TOP5を意識しながら、自分の行動や癖について内省を深めること数ヶ月、2016年12月にストレングスファインダー認定コーチを目指す友人にお願いし、ストレングスファインダーのコーチングの個別セッションを受けました。TOP5の組み合わせで「どんな時に、どんなことがおこりやすいのか」を説明してもらい、過去の失敗や辛かったことなどがなぜ起きたのか、どうすればよかったのかが手に取るように理解できたのです。マイナス面のみ当てはめてTOP5理解する偏りに気がつき、「これで良かったんだ」と自分の「強み」を認めてあげる機会になり、強みを抑える(そもそも無理なこと)のではなく取扱説明書を手に入れよう!と過去の憑き物がボロリと剥がれるような経験でした。

私にとっては、ストレングスファインダーは、自分の行動や癖によって生じる様々な困難や課題を、俯瞰して理解するのにベストなツールです。当たり前に発揮している強みは案外自分では気がつかず、扱い方を知らないものなので、コーチングでさらに理解を深め、欠点としてではなく「強み」として目を向けることができて良かったと思いました。

「苦手」を作っているのは苦手意識かもしれないー「苦手なこと」への態度を見直し、自分の伸びしろだと思えた

「苦手」を作っているのは苦手意識かもしれない

ハンコが上手に押せた。
料理で納得いく配膳・盛り付けができた。
どちらも昔から苦手だと思っていたことが、このところ続けて上手くできました。
ハンコはいつも曲がったり、かすれたり、にじんだり。大切な事務書類の提出のし直しになるので、押す前から嫌な気持ちでいっぱい。配膳や盛り付けは、子どものころ給食当番で上手くいかないのが嫌で憂鬱でした。気持ちよく綺麗にハンコが押せた先日、「苦手」を作っているのは苦手意識かもしれないということに気がつきました。「苦手なこと」に対する考えを見直してみました。

「苦手意識」には過去の嫌な記憶や自己評価のジャッジが隠れている

「ハンコが押せない」「盛り付けが下手」など、うまくいかなかった記憶の積み重ねで自信を失うと、苦手意識が生まれます。歩き方を考え出すと、急に手足の出し方がわからなくなり歩けなくなるように、その行動に意識が向きすぎて、失敗を招く。苦手意識によって、さらに「苦手」が強化されているのかもしれません。
また、「苦手意識」には過去の嫌な記憶や自己評価でジャッジが隠れています。自分の出来ることや得意に目を向けないで、出来ないことにフォーカスし、周囲の人からの声を真に受けたり、自分へのダメ出しをして、傷ついてきた過去が多かれ少なかれあるのです。
以前より「苦手なことは自分が得意になりたいこと」だと考えています。私の場合、上手な人との比較や、自分の中で思い描く理想形・完成形があり、そこに到達していない自分をジャッジしているのです。高い理想が欠乏感をうんでいるだけであって、他人が見たら「上手」なことも、自分が「苦手」と感じているだけという場合もあります。例えば、私は食事の時、自分の食べ方が汚いと密かに悩んでいたのですが、数年前に「いつも綺麗に食べるね」と母に褒められ驚いたことがあります。

「苦手」に感じていることのいくつかは、実は自分の「強み」の素

「苦手」に感じていることのいくつかは、実は自分の「強み」の素かもしれないのです。もし上手いか下手かが全く気にならないことなら「苦手」にすら感じないはず。苦手なことは、人一倍気をつけて取り組むので、パッとできることよりも、上達の可能性を秘めているといえます。
うまく出来たらいいな、もっとうまくなりたいということが「苦手意識」の元になっているとき。必要なのは、自分の「苦手」をジャッジすることなく、ただ感じて眺めること。「苦手なこと」を見直してみたら、自分の伸びしろだと思えたのでした。

得意不得意に向き合い、学び、自分の役割を知る

一気に理想形・完成形には到達できないので、出来ている人の行動や、日々の積み重ねから学び工夫すること。
周りに自分より凄い人しかいないとき、「自分には何もない」と感じることもあります。でも、その感情に向き合うこと。周りが凄い人だらけならば、自分が変化するための恵まれた環境にいる証拠。「苦手意識」にとらわれることなく、今提供できる自分の得意や、今の自分で出来ることを見つけて工夫していけば、いつの間にか、何か出来ている。時には「苦手」だと思っていたことが「上手」と言われたり、自分の役割となって「プロの仕事」と言われる日もくるかもしれません。

手放して楽になった、心や行動を窮屈にする「せっかくだから」思考

手放すと楽になる、心や行動を窮屈にする思考のうち、私が実践していることのひとつは、「せっかくだから」を減らすことです。

「せっかくだから」を減らすメリット
「せっかくだから楽しもう!」と予定を組むのはもちろんワクワクします。「せっかくだから、たくさんのことをこなす休日にするぞ!」と決めて行動した日は気持ち良いです。「せっかくだから」自体が悪いという意味ではなく、ここでは「せっかくだから」を手放して得られるメリットに目を向けています。

メリット1.時間の余裕と心身の疲れを防ぐ
私が「せっかくだから」手放してよかったことは、予定がゆっくりになって心身の疲れを防げることです。
自分時間をとるクッションタイムがあると、私は落ち着くタイプとわかっているので、「できるけどやらなくていい」「豊かな時間を重視したい」という感覚を優先させるために、「せっかくだから」と言って予定の詰め込みをしないようにしています。

メリット2.暴走しがちな行動を落ち着かせる
私は、思考や脳の回転スピードが早く、心身置いてきぼりにして暴走する癖があります。「せっかくだから」はそのカンフル剤になりかねません。「あれもこれも!」とやりすぎてバタバタしてしまい、結果として行動を制約してしまうのです。それをやめたら「結局、大変だったし、疲れた」という心身への負担がだいぶなくなりました。

メリット3.持続的な時間軸を感じられる
私が「せっかくだから」を減らすことのメリットに気がついたきっかけは、何年も前に見たテレビ番組。インドから来た家族を1週間ホームステイでもてなすというもの。
もてなす側の日本人家族はとあちこちへ連れて行って、インド人家族はもちろん喜んでいたのですが、ある日「今日は休みたい」と予定を入れることを断りました。もてなす側は「せっかくだから」と観光地に連れて行きたい様子でしたが、「次来た時に行けばいいさ」と答えるのです。
私は「次来た時に行けばいいさ」という言葉に目から鱗でした。そのインド人家族はまた日本に来ることなんて正直無いかもしれません。それでも「次でいいよ」という発想に、今目の前にある自分の時間だけじゃなくて、もっと持続的な時間軸を感じることができホッとしたのです。何だか、やりたいことをやりきることができなくっても、次の人生があるから大丈夫さ、という大らかさを教えてもらいました。

大切なものを残す
「せっかくだから」とたくさんのことにチャレンジし、後悔のないようにその時しかできないことをして過ごすこと。それが人生では大切なことなことに変わりありません。一方で、「せっかくだから」で行動した結果、自分の時間が支配されて、自分の心や行動が窮屈になってないかな?と思い当たるところがある方は、一見楽しみを減らしてしまうように見えてもったいないように思えますが、一度、手放してみてはいかがでしょう。「今日いちばん何が大切か」を曇らせないで選択できるようになるかもしれません。

「大丈夫、次またやればいいんですよ」。