プログラミングと子ども

国際ロボット競技会チーム SAKURA Tempestaが2018年4月下旬デトロイト(アメリカ・ミシガン州)で開催の世界大会出場権を獲得

千葉市・習志野市を拠点とする国際ロボット競技会チーム SAKURA Tempesta (サクラテンペスタ, Team6909) が、2018年3月22日から3月24日にホノルル (アメリカ・ハワイ州) 開催された FIRST® Robotics Competition (FRC) の地区大会で3つの賞を受賞!
2018年4月下旬デトロイト(アメリカ・ミシガン州)で行われる世界大会出場権を獲得しました。

  • Highest Rookie Seed (初回参加チームの中で、最も高い成績を上げたチーム)
  • Rookie All Star Award (優れた初回参加チームに与えられる賞。日本から参加のチームでは初の快挙)
  • FIRST® Dean’s List Finalist Award (FIRST®の理念を体現する優れた個人に与えられる賞。リーダーの中嶋花音さんに与えられました。)

このチームにリードメンターとして関わる平井インターネット研究所の所長とともに、研究所居候の私は、ハワイ地区大会の現地サポートでチームに同行しました。

クラウドファンディングはこちら→
Help FRC 6909 for the FIRST World Championships

【大会同行してわかったSakura Tempestaのここがすごい】
– ロボットの設計が丈夫かつキューブの掴み方がユニークと好評。
– テクノロジー以外でも、一人一人の得意分野の活かし方がうまく総合力がある。
– ルール上、ロボットに1ヶ月触っていなかったのに、ドライバーのロボット運転技術が神がかってる!
– プログラムやロボット本体のトラブルが起きるたびに臨機応変に調整し、そのチームワークを発揮。
– だんだんと協力チームとの戦略の連携が取れてきて、自分たちのロボットの得意な部分をうまく生かし、試合運びが上手い。

総当たり戦を9勝4敗で終え、ランキングが37チーム中10位。プレイオフに選ばれ(残念ながら敗退)、ルーキー賞獲得も納得の大活躍でした!最後は、観客席でも人気が出ていたように思います。

なお、競技の模様はこちらや、Youtubeで観ることができます。
以下はQuals 64の様子。赤と青それぞれ3チームが連携してプレイ。赤チームのTeam6909がSakura Tempestaです。同じく日本から出場したもう一つのチームIndigo Ninja Team5701と連携して勝利。

【大会同行してわかったSakura Tempestaのここが大変】
– 現地参加メンバー・メンターの不足。
その結果、
・競技するメンバーがずっとでずっぱり。ロボット調整と競技の繰り返しで、少しでも休んだり、ランチをとったりする余裕がほぼない。
・ピット担当者の数が足りない。英語力の面では、ピットでの審査など対応人員がどうしても限られる。
・他チームとの連携を取るための調査係を他チームに送り込めない。
・ピットと観客席を行き来して、写真やビデオ撮影する広報担当メンバーがいない。
・食事調達などチームを手助けするメンバーがいない。
・観客席にチーム応援団がいないのでとても淋しい。

これらは、渡航費不足で地区大会への参加を諦めた残りメンバーの追加が重要。逆に言うと、人数不足以外、現場で物事を対応する能力が、今回のメンバー6名は大変高く、本当に優秀で、頑張り続けていました。

世界大会は地区大会より規模が4倍ほどになるそうで、もっとハードな大会になります。人数不足解消ができると、よいパフォーマンスにつながりますが、世界大会の参加費、参加を希望するメンバーが現地へ行くために必要な資金は足りていません。
2018年4月下旬にデトロイトにて行われる、チャンピオンシップ大会のためのクラウドファンディングを開始。どうぞ、応援をお願いします。

クラウドファンディングはこちら→
Help FRC 6909 for the FIRST World Championships

FIRST Robotics Competition支援奮闘記

CoderDojo Advent Calendar Day11 として書いております。平井インターネット研究所の所長でございます。このブログでは滅多に現れませんが、今日は登場してみました。

皆さんは、「ロボットコンテスト」というと何を思い浮かべるでしょうか。直ぐに思いつく範囲としては、NHKの高専ロボコンが思いつくでしょう。他にも、有名所としては、自律走行にフォーカスしたETロボコンWROなどが存在します。
今回紹介するのは、FIRSTというアメリカの非営利法人がやっている、FIRST Robotics Compention (通称FRC)というものです。FIRSTのキャッチフレーズである「MORE Than ROBOTS」の通り、ロボット作りだけに限らず、ロボット周辺にある様々なことも学ぼう!というプログラムです。

日本では、FLL JR, FLL という、中学生以下のプログラムについての予選会などを行っているのですが、 高校生向けのFRCについては、今のところ直接参加する他ないようです。

偉そうに語っておりますが、自分もこんな世界があったことは、今年の夏までは全く露知らずだったわけであります。知ったきっかけとしては、CoderDojo千葉県への一通の問合せでありました。

初めまして。
中嶋花音といいます。今回はお伺いしたいことがあってご連絡をさせていただきました。
私は今東邦大付属東邦高校2年で、来年の1月から4月にかけて開かれるFIRST Robotics Competition という国際ロボティックス大会に出るためにチームを千葉で新規作成しようと、今は活動場所、メンターの方々、メンバー(中3から高3まで、生徒の通学する学校を問わず)として一緒に活動したい方々を集めようとしているところです。
Coderdojo さんの方で上記いずれか、またはどんな方法でも、チームを支援していただくことは可能でしょうか?
問合せがあったのが、5月4日。当時、中嶋さんは日本におらずミネアポリスに留学中でありました。その中で、FRCに参加するアクティビティを経験したようで、日本でも是非チームを作りたいとのことでした。
なるほど、そいつは面白そう!ということで、気軽な気持ちで「いいよ〜。何が出来るかは知らんが、CoderDojo Chiba として、できる範囲で支援するよー」なんてメールを返したのでした。(どうやら、他のいろんなところに打診したようなのですが、OKをしたところはなかったようです。)
恥ずかしながら、自分はWebな人間でありまして、ハードの類はArduinoを少々触れる程度であります。
いきなり国際大会ということで、かなりリスキーそーなプロジェクト(実際リスキー)にしか感じられないのですが、なぜ引き受けたのかという点があるかと思います。
元々CoderDojoを千葉で開いた理由が、自分が中学生ぐらいのころの「プログラミングをやりたいんだが、どこに相談したらいいのか、全く見当つかねぇ…本も田舎だから、よいのが図書館にねぇ。。」(当時2005年くらい)から来る悔しさだとか、中学校に部活動がほぼ運動部しか無い上に、ほぼ強制参加というダメなシステムに対する反抗心なので、こんな感じで若い人に「相談に来てくれたら」来るもの拒まずに行くぜ!というポリシーで運用しております。
しかし、フタを空けてみれば、やはり厳しさが待っております。
  • 資金調達
    • 参加費だけで 6,000ドル。つまり、70万相当。この料金の中には基本的なロボット製作に必要な素材が含まれる。個人的には 6,000ドル以上の価値はあると思う。
    • 資金調達も社会勉強としてやりなさい」というプログラムで、この辺がアメリカ的な甘くない感じを演出している。
    • 日本では大会をやっていないので、渡航費・運送費についても考慮の必要あり。
  • ロボット製作経験
    • 彼/彼女達は別にロボット製作経験が豊富というわけでもない。
    • 高専などではない。
  • 知識面
    • ロボット制作だけでなくFRC自体よくわかってないメンターとチームメンバー達。
    • プログラミングスキルは学校の技術・情報の授業でBASIC (!?) を多少やった程度。
  • 期間
    • ロボット製作自体はルール発表から、6週間という短さの中で行う必要がある。
    • チーム作成自体が夏〜秋にかけて行われたので、知識面の補充。

言語面に関しては、特に不自由なく英語を話すメンバーがいるという感じなので、あまり問題とはしませんでした。ここはかなりのアドバンテージかもしれません。

FIRST自体が MORE Than Robots というキャッチフレーズを掲げるだけあります。ロボットだけではないのだ。

やってきたこと

  • 知識面・制作面では千葉工業大学に打診をしてみることをオススメしてみました。活動場所が千葉県内(特に津田沼・船橋付近)であること、ロボットで著名な事などが妙にマッチしていたためです。なんと、国際的なチャレンジということで快く引き受けてくださいました。千葉工業大学はいい大学です。
  • とにかく資金調達は課題。CAMPFIREでのプロジェクトを実施しました。さらに、殆ど(参加メンバーの)ツテなのですが企業スポンサーが3社付きました。結構ギリギリで参加費を集めることができました。なんとかする力って大事です。
    • 参加費がなんとかなったという点を確認後、一旦、自分が立替ました。クレジットカードで6,000ドルを決済するのは初めてなので、無事停止喰らいました。直ぐに電話してロック解除してもらいました。ありがとう楽天カードのカスタマーサポート。
  • Webページをメンバー達に作ってもらいました。サーバはこのブログと間借りしてますが、ドメインなどは取得しました。技術的なところは多少助けましたが、ほとんどがメンバーによる運用です。
  • Twitter アカウント作ったりFacebook ページを作ったり。
  • サポーター・スポンサー向けの Facebook グループを作って活動を見える化しました。
  • 小さなロボットをタミヤのキットやセンサーを使って作りました。(千葉工業大学の学生さんにすごく助けてもらっています。)
  • AUTODESK様主催のCAD入門に参加
  • 記事にしてもらいました。

などなど、自分から指示したものもあれば、メンバーが自力で提案してやっているものもありますが、基本的にはメンバーが最終的にやる形を作っています!

自分がやっちゃうと意味ないし、疲弊してやれないからね!自分の体力は問題であります。

こんな感じで、CoderDojo の提示するターゲットの範囲で、テクノロジーに関することであれば来るもの拒まずスタイルを貫いて活動しております。ただし自分がどれだけ支援できるかは、参加メンバー、すなわちNinjaのやる気と働き次第です。今回は、そんな CoderDojo がちゃんとテクノロジーで困った若手を支えられる枠組みになれたかな?と感じられた最近の活動をお知らせしました。

最後、宣伝となってしまいます。

  • 参加費は払えましたが、輸送費・交通費などトータルで見れば資金的に赤字状態であります。もちろん、メンバーが最終的に自分で払わなければならない可能性があり、覚悟してもらうことは確認しましたが、基本的には地域 (千葉、関東、日本、アジア?) のファウンディングを得て参加する大会です。少しでもよいので、力添えいただけるとありがたいです。
    • 支援についての情報はこちらから
    • 資金的だけでなく、技術的、人的な支援の形でもありだと思います。例えば広報をちょっと手伝ったり、スポンサーに繋いだりなども想定できます。お問い合わせください!
    • 支援して頂いた方について、彼/彼女たちの活動についてオープンにして、見られるようにしております。是非遊びに(手伝いに?)来てほしいです。(1度遊びに来てもらってから支援を決定する形でも良いと思います。お問い合わせください!)但し場所は、千葉県内になる点ご了承ください。
    • 私個人宛になりますが、VALUでも同様に受け付けております。



リターン・特定商取引法に基づく表記についてはこちら

  • 日本は私達のチームのほかに、東京に Indigo Ninjas というチームがあります。このチームは参加4回目の、自分たちからすると国内では大ベテランであります。自分は直接やり取りしていないのですが、かなり助けてもらっているようです。やはりこちらのチームも資金調達中です。少しばかりではありますが、私も支援しました!

 

ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中:女性中心のチームで女性エンジニアのロールモデルを目指す

ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中!
ロボットの世界競技大会FRCにチャレンジ中のSAKURA Tempesta‏のチームメンバーは、現在8人中4人が女性です。

エンジニアの世界では、女性がまだまだ少ない中、女性の多いチームでロボティックスの大会に参加することが目標の一つです。

主催団体のFirstは、女性の技術者やリーダーとしてその力を達成できるよう支援する団体SWE(Society of Wonen Engineers)と共に、女性の平等を祝う日として、8月24日に、#sheherbeherというハッシュタグをつけて、女性のエンジニアのロールモデルの取り組みを応援していました。

女性がチーム運営の中心となり、リーダシップってどんなこと? プロジェクトを進めるために必要なことは何? 必要な技術は? 一つ一つ学ぶ機会になっています。 

日々の活動を発信するチームの twitterはこちら

ロボット作りというと男性のもの、というイメージが先行しているかと思いますが、
この大会にチャレンジを決めたリーダーは、アメリカ留学中にこの大会に参加して、魅了され、日本でもチームを作りたいと踏み出しました。テクノロジーに詳しくないメンバーでも、チーム運営で得意分野を活かして参加ができ、テクノロジーに興味を持つきっかけとなっています。

世界大会に出場して、世界の同世代の女性たちと交流して刺激を受ける。ロボティックスの分野で女性がリーダーシップをとる場を経験すること。そんな機会となるように、これからも支援していきたいです!

世界大会参加費をまかなうためのクラウドファンディングがスタートしてから、まもなく3週間。
平井インターネット研究所の所長がメンターとして支援しています。
おかげさまで20名の方から支援が集まっていますが、ファーストステップとなる参加費(約65万円)まではまだまだ半分。
ご支援、応援いただけたら嬉しいです。クラウドファンディングページはこちらです。

追記:皆様のご支援のおかげで、目標の参加費を集めることができ、2018年3月に開催されるハワイでの地区大会に参加が決まりました。
応援よろしくお願いします。 チームのHP https://sakura-tempesta.org/

追記2[2018.3.26]:2018年3月22日〜24日に行われたハワイ地区大会で、
– Highest Rookie Seed (初回参加チームの中で、最も高い成績を上げたチーム)
– Rookie All Star Award (優れた初回参加チームに与えられる賞。世界大会出場権)
– FIRST Dean’s List Finalist Award (優れた個人に与えられる賞。リーダーの中嶋さん個人に与えられました。)
3つの賞を獲得という快挙を達成しました!
これにより、2018年4月アメリカ・デトロイトで開催のチャンピョンシップ大会の出場権を得ました!!
世界大会の出場費用$5000に加えた渡航費など、チームは再びファンドレージングを開始します。引き続き応援よろしくお願いします。

関連記事:
ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中:「ロボット以上の何か」を得てほしい ~プロジェクトを遂行するための力を実地でつけていく若者支援プログラム~
【クラウドファンディング開始:千葉発 高校生をロボットの世界競技会へ送り込もう!】このチャレンジを通して私が高校生たちに経験してほしいこと3つ

【クラウドファンディング開始:千葉発 高校生をロボットの世界競技会へ送り込もう!】このチャレンジを通して私が高校生たちに経験してほしいこと3つ

いよいよ、2017年9月4日「千葉発 高校生をロボットの世界競技会へ送り込もう!」のクラウドファンディングが開始しました。
支援ページはこちら
ロボットの世界競技会へのチャレンジを通して私が高校生たちに経験してほしいことは3つです。

その1:一つのプロジェクトを進めるために必要なプロセスの経験
チーム作り・資金調達・助け合い、人を巻き込む力など。将来の仕事で役に立つ幅広いスキル。単なるスキルにとどまらない「あり方」の学びになることを期待しています。

その2:ロボット製作の技術力のアップと適切に支援するメンターに出会うこと
実践的に物事を覚えていくと素早く成長するし、自分たちで解決できないことに対し、大人や周囲から良い助けを得る。普段、学校と家庭以外の大人と関わることは少ないので、私たちはいざ社会に出た時に、どんなタイミングで誰に何を頼るのかを判断するのが苦手ではないでしょうか。適切なメンターとの関わりで、いろんな背景を持った人と協働する訓練になればいいなと思います。

その3:世界の同世代との交流からグローバルな場で活躍する将来像を得る
世界大会の場で、環境も考えも違う人たちと出会い、多様性を肌で感じる機会になると期待しています。

上記の3つは、世代の違う人との交わりが少ない、同質空間になりやすいといった、日本の中学や高校で過ごしているだけだとなかなか経験できることではありません。こういったチャレンジに参加して視野を広げ、将来のビジョンを広げてイメージできるチャンスは、素敵なことだなと思っています。

支援ページはこちらです。ご関心のある方へのシェアなどご協力いただければ幸いです。

追記:皆様のご支援のおかげで、目標の参加費を集めることができ、2018年3月に開催されるハワイでの地区大会に参加が決まりました。
応援よろしくお願いします。 チームのHP https://sakura-tempesta.org/

追記2[2018.3.26]:2018年3月22日〜24日に行われたハワイ地区大会で、
– Highest Rookie Seed (初回参加チームの中で、最も高い成績を上げたチーム)
– Rookie All Star Award (優れた初回参加チームに与えられる賞。世界大会出場権)
– FIRST Dean’s List Finalist Award (優れた個人に与えられる賞。リーダーの中嶋さん個人に与えられました。)
3つの賞を獲得という大快挙を達成しました!
これにより、2018年4月アメリカ・デトロイトで開催のチャンピョンシップ大会の出場権を得ました!!
出場費用$5000に加えた渡航費など、チームは再びファンドレージングを開始します。引き続き応援よろしくお願いします。

ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中:「ロボット以上の何か」を得てほしい ~プロジェクトを遂行するための力を実地でつけていく若者支援プログラム~

ロボットの世界大会に日本の高校生がチャレンジ中

千葉を拠点にする日本の高校生チーム「SAKURA Tempesta‏」が、ロボットの世界大会・FRC(FIRST Robotics Competition)に参加するチャレンジ中です。
子どものためのプログラミング道場・Coder Dojo Chibaで道場主をする当研究所の所長がメンターの一人としてこのプロジェクトに関わっています。
高校生たちを支援するメンターたちで、約$6000の大会参加費と諸経費を賄うためのクラウドファンディングをまもなく開始します。CAMPFIREにて・期間 9月1日~約2ヶ月間を予定】

開始しました! 支援ページはこちら https://camp-fire.jp/projects/view/42097

世界大会主催者の「FIRST」とは?

このロボット世界大会の主催者は、FIRSTというアメリカのNPO団体です。
この団体のミッションは、将来テクノロジー分野でリーダーやイノベーターとなる若者を支援することです。
提供するプログラムを通して、テクノロジーのスキルだけでなく、自信をつけることや、コミュニケーション能力やリーダーシップをとる力などを含む幅広いライフスキルを身につけることを意図しています。

彼らの主催するロボット大会は、「ロボット技術を競うこと」や「ロボット大会を楽しむ」だけではないのです。
参加するプロセスそのものがプロジェクト遂行に必要なステップを経験させる仕組みとして機能しているのが特徴です。

「FIRST is more than Robots」のキャッチコピーからわかること

大会の主催者「FIRST」が参加対象である中・高生に経験させたいことは、プロジェクトを実施するための「道のり全て」です。
この団体のキャッチコピーは「FIRST is more than Robots」
つまり「ロボット以上の何か」を中高生に経験させるための仕組みがよくできており、それが重要なのです。
その仕組みとは、
1.大会に参加するためのステップが明示されている(参照
2.そのステップを通して、将来の仕事に必要なスキルとリーダシップのあり方が経験できる
ことにあります。

若者支援の側面が大きいので、参加者する中高生は技術的なことに詳しくなくても歓迎されます。むしろ、ロボット大会の参加を通して、「適切なメンターを見つける」、「チームで協働する」、「周りを巻き込む力」、「資金の獲得」、「技術力を上げていく工夫」など、プロジェクトを遂行するための力を実地でつけていくことに意義があります。

それらを説明した動画はこちら:

「この大会を通して中高生に何を経験させたいか」を応援してください

支援ページはこちら
高校生にとって、同じ目標にチャレンジする世界中の同世代と出会うことは、大きな刺激になるでしょう。多感な時期に、多様な仲間を知る体験をプレゼントすることは、小さな世界平和の種を蒔くことと同じだと私は感じます。世界大会の雰囲気を肌で感じることは、高校生たちがテクノロジー分野でグローバルに活躍する将来を描くきっかけになるでしょう。

そして、チャレンジの成功だけがゴールではなく、この実践的なチャレンジの過程を一つ一つ振り返れば、リーダーシップに重要な要素が含まれていることに気がつき、将来の糧になるはずです。

アメリカ留学中に参加したFRCの大会に「日本から自分でチームを作って参加したい」という想いを持った女子高生がこのプロジェクトのリーダーです。ロボットの技術力もまだまだ、プロジェクトの遂行も経験したことのない高校生たちです。

チャレンジを通した様々なステップは、日本で教育を受けているだけではなかなか経験できない部分です。
たくさんの経験や実績を得るためには小さな一歩から。
自ら外に出て、視野を広げる行動を始めた彼女たちを私は応援したいと思います。

クラウドファンディングページはこちら
一緒にチャレンジに参加したい中学3年生〜高校生のチームメンバー、企業などの支援・スポンサーなどまだまだ募集しているそうです。
チームのtwitterは@FRC_Chiba

追記:皆様のご支援のおかげで、目標の参加費を集めることができ、2018年3月に開催されるハワイでの地区大会に参加が決まりました。
応援よろしくお願いします。 チームのHP https://sakura-tempesta.org/

追記2[2018.3.26]:2018年3月22日〜24日に行われたハワイ地区大会で、
– Highest Rookie Seed (初回参加チームの中で、最も高い成績を上げたチーム)
– Rookie All Star Award (優れた初回参加チームに与えられる賞。世界大会出場権)
– FIRST Dean’s List Finalist Award (優れた個人に与えられる賞。リーダーの中嶋さん個人に与えられました。)
3つの賞を獲得という大快挙を達成しました!
これにより、2018年4月アメリカ・デトロイトで開催のチャンピョンシップ大会の出場権を得ました!!
出場費用$5000に加えた渡航費など、チームは再びファンドレージングを開始します。引き続き応援よろしくお願いします。

CoderDojo千葉県の試み & となりのDojoを覗くということ

CoderDojo Chiba のChampionなどをやっております川原です。
この記事は、CoderDojo Advent Calendar 15日目として書いております。

千葉県では、2016年12月時点で、7箇所のCoderDojoが企画・開催されています。
東京都8箇所、大阪府8箇所と並んで、日本トップクラスの県だと思います。

千葉県で最初に開催されたのは、Kashiwaで、初回は2013年5月に開催。
その次に開催されたのが、Chibaで、2013年8月。メンターとしての参加者も広がっていき、
Kashiwa は、Kashiwa-no-ha や、Nagareyama そして県外の Moriya, Mito、Chiba は、Wakaba, Urayasu へと
枝分かれしていったようです。(そしてChiba も、もともとTokyoの活動を見て、始めようとおもったのでした。)

そんな活発な千葉県ですが、千葉県のCoderDojoのChampion、Mentor、そしてこれから開催しようとするChampionを中心に
「千葉県メンター軍団の会」というものを、2016年11月27日に開いてみました。
千葉県メンター軍団」と名付けてみたものの、ありがたいことに当日はCoderDojo Mito (水戸) からも来てくれました。

当日は、各Dojoでの活動報告から、それぞれのDojoでの課題共有などが行われました。

たとえば、

  • 会場キャパ問題うんぬん
    • 「柏の葉」で抽選制にしたら全然来れない人でちゃって怒られた -> 「千葉」ではキャンセル待ち優先制度があるでよというのを共有できた。
  • 資金調達: 自分たちの負担以上に集められている?
  • PC貸出: 例えば千葉マシン不足状態だけどどうしている?
    • PC不足問題については、どうやら全国的な課題ということで、CoderDojo Champion用の Group 内でも話題になってます。

といった、それぞれのDojoの諸問題が、この会により解決/課題共有できたように見えました。

今回はCoderDojo Kashiwa の後に実施したので、Ninja の作品などは見ることができませんでしたが、
別のDojoに行く機会があるのであれば、ぜひ見てみたいと思いました。全国・世界のDojoごとに、全く性格が異なるようで、
旅行のタイミングで別の国、地域の混ざるのも面白そうだななどと感じたのでした。

きっと、得られるヒントがあるかもしれません。
参加されている子どもも大人も、たまに別のDojoを手伝ってみたり、参加者として参加してみると、
今までとは別のことがやれたり、学んだりできると思います。

最後に、今回のまとめとして以下みたいなページを作ってみました。
(ドメイン代などは、若葉○○部の地域クラウドファウンディングから出していただきました!有り難し)
http://coderdojo.chiba.jp

このページは、千葉県のCoderDojoの開催状況などを、一覧して見ることができます。

最後に、千葉県内でCoderDojoを開きたいという方がいましたら、ぜひお知らせください!
開催までのお手伝いをさせていただきます。

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メッセージ本文

ゲームマーケット2016秋に行ってきました

こんにちは。ここで書くのは久しぶりであります。所長のほうの川原であります。

本日、ゲームマーケット2016秋に行ったのでレポートの時代です。
ボードゲーム好きと公言しつつも、ボードゲームマーケットの陣に向かったのは初めてでありまして、
当研究員 (かつ、妻)と一緒にウキウキで向かったのでありました。

パンフレットを事前に購入し、ほしいものに印つけるなどしていたのですが、なんだかキリがなくなってしまったので、
お昼くらいに向かって、まったりと過ごすという戦略を取ることにしました。

アソビCafeブースで遊ぶ

適当にブラブラしていると、前から気になっていたアソビCafeのブースが現れました。
せっかくなので、1人500円で遊んでいくことに。
ガチャガチャが用意されており、運が良ければアソビCafeで使えるクーポンをゲットできるとかなんとか。
ちょうど、アソビCafeを利用する予定があったので、ぜひここは一番よい5,000円を引けたらいいなぁ。。

などと言ってたら、出ました。夫婦で、6,000円分のTicketを得たの巻。
1,000円が、6,000円になって帰ってきた。。。なんて、すごい太っ腹なんだアソビCafe。

そして、初心者でも楽しめるということで、ダイスゲームの回に混ざりました。
ベガスで勝ちました!シンプルながらも奥深いダイスゲームでした。2人〜5人向けですが、拡張を使えばより沢山の人数で
追加されたルールで遊ぶこともできるようです。

他にも、STRIKEマタンガ!で遊びました。
どちらも、ダイスゲームながらもエキサイティングなアクションを伴うもので、こどもとも楽しめそうなものでよかったです。

個人ブースをぶらぶら

そして、個人ブースをぶらぶらすることに。当然ながら、最初から面白そうと思ったものは売り切れだったりですが、
試遊コーナーでちょっとおもしろそうだったものを遊んでみることにしました。

以下、遊んだもの

個人的に、気になったものをピックアップ

てがみち

てがみち

協力ゲーです。COPORAの作品。このブースの人曰く、「あまり協力ゲームって日本人やらないって人多いんですよ」
などなど言ってましたが、我々は「フラッシュポイント」とか「パンデミック」「タイムストーリーズ」とかを
好んでやるので、ちょっと遊ばせてもらった。

強力してやる神経衰弱に、自分たちを阻むカードとかが出てくる感じのゲームでした。

時間もたくさんかかるわけでもないのと、絵があたたかみのある感じなのがよかったです!

コーディングギア

コーディングギア

結論から言うと、お買上げしました。

2人用対戦ゲーム。

予め3手先の行動を「プログラミング」して、将棋のように敵の陣地に向かっていき、自分のコマ(バグ)を実行する。
というプログラマー的には、なかなか響いた作品。

絵がなんかスチームパンクっぽくてかっこよかったのと、
ゲーム自体もとても良くできていて、

相手の行動を読んでプログラミングする。→ いや、しかし相手がこう読んでたとするとコレはマズイ。さらに裏をとってみるか。

など、熱い情報戦が繰り広げられる感じでした。

1ゲーム10分程度で終わるものお気軽な感じでよかったです。

こどもと一緒にやるときは、表向きにした状態で積み将棋のようにして遊ぶと、コンピューターを使わずに
プログラミング的なことが学べたりもできそうだとおもったので、いろいろ遊び方を自分で作ってもよいと感じました。

最後の1個だったので、思わず買ってしまった。うん。これも大事な出会いよね。

とくがわあつめ

とくがわあつめ

ゲムマ終了間近、あまりにシュールな文字が並んでいたので釣られた。

徳川1〜15代将軍それぞれ2枚 + 光圀の絵が書いてある札を神経衰弱のようにめくって集めていくゲーム。

ただし、とった将軍カードは、時代順に正しい順序に並べないと、得点にならないという、「歴史の教科書をどれくらい眺めていたか」
を、ものすごく試される概念。

自分は、歴史の授業なんかは適当に受けていたので、「家康」「綱吉」「慶喜」くらいしかわからん!
という状態になり、そもそも、みんな似たような絵柄や服装が多いので、これ合ってるでしょ!と思っても別だったり
神経衰弱としても難易度がそこそこ高かった。

もちろん、歴史マニアでないかぎり、時代順にならべるのは相当ツライので、そろうと「ヒントカード」をランダムに眺めることができる。
ただ、このヒントカードも4代分しかのってない上に、ランダムに引くことになるので、引いても
「うわーやくにたたねぇ。」とかいいながら眺めること必死である。

時代が時代だったら、なんかすげー怒られそうで、いいゲームだった。


そんな感じの初ゲームマーケットでした。すごいたのしかった!

1,000円で、いろいろボードゲームを遊んで、(楽しかったら買えるかもしれない) 場所として、とても素晴らしい場所でした。
また来年の春に行きたい。 そして、いつかは自作ボードゲームを出せる日がくればいいなぁなどと戯けたことを言うのでした。

ScratchXを使って天気を取得するブロックを作成

Scratch には、独自のブロックを作る方法として代表的な方法の、1つは JSON Hack(英語) といって、”ブロックを作る” 機能を応用した方法があります。
2つ目の方法として、ブロックの中で Scratch の枠を超えた行動をとりたいとき、ScratchX を利用するという方法があります。

ScratchX は、Scratch をベースに派生したプロジェクトで、JavaScriptのコードを読み取らせることにより、Scratchに新しい動作を与えることができます。制約としては、「ブラウザーでできること」と、Scratchのブロックの仕組み内であればなんでもできます。

(さらに…)

ozobot というおもちゃを買ってみた

所長です。先週まで、ハネムーンに行っており、LAおよびNYに行ってきた。
羽田 -> LA -> NY -> 成田
という感じで、回ってきたかんじであります。おそらく、この旅の詳細についてはまだ別の記事がかかれるだろう。

今回は、買ってきたものについて書いていきたい。
サンタモニカにある、Puzzle Zoo という店になんとなく入った結果、フランクな店員のお兄さんにものすごいオススメされた品が、ozobot だ。
これは、いわゆるロボット制御やら、プログラミングを遊びながら学べる知育玩具的なもので、今まで自分が触ってきたこの手のおもちゃの中では、とびきり優れた点があると思った。

 

1. 安い

この手のすぐに遊べるおもちゃは比較的高価だ。Pepper なんて買ってしまったら、税別19万8,000円也。iPhoneと組み合わせて使うことのできるロボット、RomoはそもそもiPhoneが必要だ。
LEGO MindStorm は50,000円近く、Sphero でも、10,000円超えてしまう。

しかし、こいつはわずか59.95ドル = 6,618円 で買えてしまった。日本でも、7,000円ほどで販売している業者があるようだ。

2. PC不要

プログラミングを学ぶのにあたって、小学校低学年などに特に課題となってしまうのはPC使う必要が有ることだ。
PCの活用については別途学ぶ必要があると思うが、機械とふれあい、プログラミング的な考えをしながら遊ぶという点ではこれで十分だ。

ozobot は、ペンの色の配置の仕方で、右・左・スピードアップ・スピードダウン・Uターンなどを制御することができる。

3. PCも使える

上記では、PC不要と言ったが、PCを利用してロボットを制御することもできる。
このロボットには、USBや無線による通信を伴わない。どのように制御するかというと、PCの画面上に色情報を表示させロボット裏のセンサーから読み取らせて、情報を与え、実行するという流れだ。
PCと通信ができるということで、日本の技適通ってないと思い焦ったが、そもそも必要ない仕組みを使ってるのだ。

残念ながら、日本語対応は行われていないが、難しい表現はなく、アイコンなどで表されているため Scratch ができる子どもにとってはいとも簡単に操れるものだと思われる。

もちろん、凝った制御がやりたいだとか、アームが沢山あるようなロボットが作りたいというには辛いが、導入にはこれでよい。
というわけで、CoderDojo Chiba / Wakaba にて投入予定です。ご興味がありましたら、ぜひお越しくださいませ。

オープンソース入門実践 OSS Gateワークショップ

私たちは、普段あらゆるオープンソース・ソフトウェア(OSS)/フリーソフトウェアに囲まれて生活しております。多くのプログラマーのみなさんは何らかの形でライブラリとして利用したり、そもそもミドルウェアとして活用していたりしていることでしょう。ある程度使っていると、「自分でもプロジェクトをちょっと手伝ってみよう」だとか「バグをみつけたので、自分でなんとかして報告してみたい」などと思うかもしれません。

(さらに…)