本屋活動をはじめてみて発見したこと、これから

2017年11月に「もう一つの椅子」という屋号で本屋として出店し、店舗を持たない本屋活動をして約7ヶ月。思うところをツイッターの投稿振り返りでまとめました。

 「もう一つの椅子」コンセプト

本屋屋号であるところの「もう一つの椅子」は、そもそもRandom act kindnessという「身近で偶発的な親切行動の連鎖を起こす」アメリカの活動に触発されて思いつき、「移動型コワーキンググループ」として始めた。本屋活動は、その目的の媒介となりうると考え、本屋活動を始める際に、そのまま屋号とした。

もう一つの椅子の案内文は次のようなもの。
「私、川原さえこのいるいろんな居場所の隣に「どうぞご自由にお掛けください」とあなたのために開けておく椅子を用意しておく、そんなイメージです。椅子の使い方はあなた次第です。
絵本の「どうぞのいす」が由来。小さな偶発的な行動や親切が、巡り巡って、予想してなかった素敵な何かが生まれたらいいなと思っています。
緩やかで偶発的な繋がりを大切に、あなたの心の居場所となるような「椅子」をそっと用意しています。」

本屋屋号:もう一つの椅子

「椅子」の比喩に込めたもの

つまり椅子とは実際の椅子ではなく、「居場所」「もう一つの視点」「繋がり」の比喩。読書は極パーソナルな体験であり、同時に自分の枠を超えるような「隙間」を人生に作り出すこと。「私のパーソナルな場=読書空間を外に開く」という意識によって、何か目に見えなくても、コドバにならなくても、そこにあるもの。「存在」と言い換えていいかもしれない。

4月14日に開いた、イベント「もう一つの椅子」chairforyou1.peatix.com

縁あって「もう一つの椅子」イベントに参加した
ブログ著者の関心である「場づくり」から見たイベント参加の感想をいただいた。「もう一つの椅子」のコンセプトが比喩としての椅子であり、私の世界観から、小さなともしびを誰かに伝える活動であることを思えば、大変嬉しい感想である。

店舗を持たない個人としての本屋活動と私

店舗を持たない個人としての本屋活動には次の項目がある。

1.一箱古本市に出店して手持ちの古本を売る
2.新刊を扱って売る
3.本に関連する雑貨を販売する
4.ZINEとよばれる同人誌を作り販売する
5.フリーペーパーを発行する
6.本に関するイベント(小さめの読書会から大型フェスティバルなど)を開催する
7.一箱古本市を主催する
8.ネット上で本屋を開く

全てやる人も、いくつかを複合的にやる人も、どれか1つだけやる人もいる。
また、古本市には出ずに、間借り本屋(カフェや本屋実店舗などスペースを借りる)上記の項目をやる人(こちらも複合タイプと1個だけタイプがある)も、古本市と間借り本屋両方やる人もいる。
他にも、様々な形で「本」と関わる活動をしている人、自分では本屋をやらないが、上記のような本屋さんをサポートするための活動をしている人もいる。

「もう一つの椅子」は、これまで合計3回の古本市出店、吉祥寺カフェトリエでの間借り本屋で、古本と自作冊子販売し、「もう一つの椅子」名義で2つのイベントを開催した。

実は、本に関するイベントは、「もう一つの椅子」を始める以前に、2014年から友人とともに不定期に開催してきたので、これまでやってきたことの延長線上に本屋としての活動がある。

参照:本のライトニングトーク会開催報告

屋台的働き方の実験として

移動可能で、小さく始められ、誰にでもアクセスしやすい「屋台的働き方」というのをいつかは実現したいと思っていた。本屋活動は「働く」ではないけれど、自前のプラットフォームとして、形を与えてくれた気がする。

店舗を持たない、本屋という名の形のない「場」。そこで新たに出会った、本と本屋いう媒介に可能性を見ている人たちとともに、目に見えない「面白い世界」を共有するができるのではないか。

実際の椅子の効用〜「チェアリング」の魅力

「チェアリング」という記事を見つけた。

もう一つの椅子の本屋活動の「これから」

チェアリングという、集まりの目的がない、集まりをやってみる。そこに本はあるかもしれないし、ないかもしれない。
古本市にあまり出店しなくなるかもしれない。新刊扱いを開始する。
イベント開催はビジョンを大きく変える時期だとおもうので、イベント開催の形を変えていく。
2018年7月末オープン「平井の本棚」リアル本屋への参加。在住地域でのコミュニティ活動にもなり、これまでのイベント開催の経験も生かして何かできたらと思う。

【本屋活動の予定】
吉祥寺カフェトリエにて「映画の楽しみ方講座」申込受付中
6/24(日)13:00-15:00
「このシーン、そういうことだったんだ!」に気がつけると映画はもっと面白い!
定員 6名 料金 ¥2,000(税込:GoodsunCOFFEEのお好きなドリンク一杯込み)
申込·詳細はこちら http://cafetelier.net/category/art
7月末〜 平井の本棚オープン(Twitter: @hirai_hondana)、リアル本屋にてイベントなど開催
8月25日(日)16:00~ 西千葉古本市、夜の古本市に出店 

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