『LIFE SHIFT:100年時代の人生戦略』〜有形資産・無形資産の簡易診断で人生100年に向けた資産形成の現状確認をしよう

『LIFE SHIFT:100年時代の人生戦略』
2016年10月に日本語訳が発売され、だいぶ話題となり読んだ人も多いかと思います。またこの本を使って読書会を開いている人も私の周りには多く、知ってる限り5つぐらいあります。私も、そのうちの一つに参加し、Facebookコミュニティーで「ライフシフト」な情報交換を続けています。

その中で、繰り返し説かれているのは、「有形資産」と「無形資産」をバランスよく、100年ある寿命を見据えた長期的視点で築くことの重要さ。
著者リンダ・グラットンらのグループは、とりわけ人生100年時代に必要とされる「無形資産」をどのように築いていくか継続的に調査しているそうです。
『ライフ・シフト』の公式サイトにて、「有形資産/無形資産」をどのくらい築いているかの簡易診断(http://www.100yearlife.com/diagnostic/)ができます(英語・かかる時間は5分ほど)。どの資産を伸ばしていくと良いかの判断材料になりそうです。

「有形資産/無形資産」の簡易診断
早速、私も診断!
年齢範囲、性別、国を設定して、いくつかの質問に答えていきます。
診断内容は、無形資産である「生産性資産」「活力資産」「変身資産」の3つと「有形資産」のスコアが0−5までのスコアで表示され、「構築している」<「維持している」<「枯渇している」の三段階で評価されます。

私の結果はこちら!
無形資産のうち
「生産性資産」4.57/5ー構築している
「活力資産」4.22/5ー構築している
「変身資産」4/5ー維持している
有形資産ー2.67/5ー枯渇している

圧倒的な有形資産の不足。
本を読みながら、十分予測していた通りの結果ではあるのですが、数値で見ると、せめてスコア3はいっておきたい。
診断の解説には、その資産を上げるための問いも記されてあるので、自分に問いかけながら、日々足りないところを磨いていきたいと思いました。

また、スコアとしては全体的に高い無形資産ですが(ポジティブな性格が影響?)、「変身資産」はまだ「維持」で意外な感じ。もっと冒険してもいいのかな?!

活力資産でいうと、本書では、仕事中の休憩の取り方が、長期的な健康に影響してくるという考えに基づいており、結果に反映してくるのではないでしょうか。私も、PC作業中、こまめな休憩・休息をもっと心がけなければ!

改めて気が付いたのは「無形資産」の伸びしろは無限だということ。スコアとしてはほぼ5を示していても、これを追求することに終わりはないし、終わると思っていては、きっと「枯渇」へ評価は落ちていってしまうでしょう。「無形資産」を築く努力は人生の豊かさを追求し続ける人間らしい生き方ともいえますね。

一方で、「無形資産」を優先させたいために、「有形資産」を犠牲にしてきてしまっているのが私の現状。

長時間労働だと会社のみで人間関係が成立してしまう(窮屈!)、お金は得られるが健康に問題が出る(たった4年間のフルタイム時代で、帯状疱疹、うつ病、肺炎2回と年1ペースで1ヶ月以上仕事を離脱する病気)、趣味や次のステップのためのスキルアップに時間が取れない(ストレス!)、故にフルタイム労働には向いていないと判断して「ステップダウン」を選択。
また若い時に、勉学優先して、仕事の適切なキャリアを積んでこなかったために計画的な有形資産を築く機会を失っている、ちょっと取り返せない実情も(笑)今ある無形資産への努力が、何らかの有形資産につながっていくことを期待です。そのためにもここ数年で得てきた生産性資産のアウトプットを増やしたいところ。

これまでフルタイムである程度の有形資産を築いている方で、もし長時間労働などが「無形資産」を阻害する要因になっているのであれば、働き方の多様化や活力資産を上げるための施作が進めば、多くの人にとって両者のバランスが取れる理想の形を見いだすことができるのではないかと思います。

簡易な診断でありますが、現状確認や現状への問いに、100年人生の長期的視点で「資産」を築くきっかけに、使ってみるのもよさそうです。

*『LIFE SHIFT』要旨
1.平均寿命が伸びて、これからは人生100年時代になる。
2.「教育」→「仕事」→「老後」の三段階のライフステージが通用しにくくなり、人は生涯を通じてマルチステージで生きるようになる。
3.教育機会や働き方の多様化が必須となり、それに対応した「有形資産(収入・貯蓄・年金の長期的計画)」と「無形資産(生産性資産:スキルや知識の向上・活力資産:心身の健康・変身資産:変化に対応する能力)」を築く必要がある。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です